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5月9日(金)よりBSテレビ局Dlifeにて放送スタート!
『ハートレスシティ ~無情都市~』
(毎週金曜日 深夜12時~)。
主演のチョン・ギョンホさん、ナム・ギュリさん、イ・ジェユンさんにインタビューを行いました!









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チョン・ギョンホ(チョン・シヒョン役)

――除隊後初めてのドラマでしたが、このドラマに出演しようと思った理由は何ですか?
軍隊にいた2年間、またこうした芝居の世界に戻ってきたいと思っていました。「ハートレスシティ ~無情都市~」の監督であるイ・ジョンヒョ監督の前作、「ロマンスが必要2」というラブコメをとても楽しく見ていました。その監督が今度はハードボイルドな男同士のドラマを制作されるということを聞き、どのように演出されるのかとても興味を持ちました。さらに、打ち合わせを重ねる中で監督への信頼も厚くなり、出演を決めました。
また、これまで演じたことのない、男性的で、孤独感や哀愁なども抱えたキャラクターだったことも理由の一つです。軍隊に入る前の最後の作品は明るい役でしたので、除隊した時には、少し違った自分をお見せしたいと思いました。

――台本を読んだときの印象はいかがでしたか?
正直、「少し大変そうだな」とは思いました。重いストーリーの作品ですし、台詞も多くなく、体で表現しなければならない部分が多かったからです。撮影に当たっては、そういう部分を中心に研究しました。

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――役作りはどのようになさいましたか?
大変だったこと、また、やりがいがあったことは何ですか?

これまで演じたことのない役ですし、身近には存在しない"潜入捜査官"という役だったので、特別に役作りをしたというよりは、台本に忠実に演じるようにしました。台本にはチョン・シヒョンという人物についてとてもリアルに描かれていたので、そのキャラクターを最大限表現することに力を注ぎました。大変だったことは・・・(撮影に向けて)6,7ヶ月間体作りをしなければならず、お酒を飲めなかったことです(笑)。それから、アクションシーンの撮影中に腰を痛めてしまったので、それから後の撮影は少し大変でしたね。

――名シーンといえば?
名シーンというほどではないかもしれませんが、あることをきっかけに、ジンスクを演じているキム・ユミさんが、僕を温かく抱きしめてくれるシーンがあります。そのシーンは、ドラマの中で僕が初めて声を上げて泣いてしまうシーンだったので、とても記憶に残っています。


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ナム・ギュリ(ユン・スミン役)

――このドラマに出演しようと思ったきっかけは?
出演を決める時には、常にそのキャラクターに対して愛情が湧くかどうかが一番重要だと考えています。私はよく、か弱い女性に思われることが多いのですが、(スミンは)そうした部分を持ちながらも、とても強い気持ちで姉のために復讐をしたり潜入捜査官になったりするところが、とても魅力的に感じられたからです。また、監督や脚本家の方がとてもすてきな方たちでしたし、監督は一俳優である私をとても信頼してくださいました。以前出演したドラマ「美しき人生」の監督がチョン・ギョンホさんのお父様だったので、今回、チョン・ギョンホさんと共演するということを聞いて、絶対に出演したいと思うようになりました。

――台本を初めて読んだときの感想はいかがでしたか?
 「私の作品だ!」という感じですね(笑)。本当に「私がやらなくてはならない役だ」と思いました。アクションやノワール作品が大好きで、台本を読んでいてもとても楽しかったので、絶対にやりたいと思いました。

――今回の役では、姉の仇のために潜入捜査官になるという難しい役所だったと思いますが、どのように役作りをされましたか?
私の実の姉はちゃんと生きていますが(笑)、だからこそ "姉"という家族がいる役に近づくことができたと思います。また、撮影が始まる前に実際に警察官の方たちともお会いし、女性警察官という役についてのアドバイスをいただいたり、その他のことについてもいろいろと話すことができました。特に女性警察官の立ち居振る舞いや性格についてのお話はとても勉強になりました。そして、何よりも大切だったのは、私自身がスミンそのものになりきることだと思い、そうした演技ができるようにするために一番時間を費やしました。

――今回は、アクションシーンがとても多かったと思いますが、大変だったことは?
たくさん撮ったのに、放送では思ったほど使われていませんでした(笑)。7時間も撮ったのに、放送されたのは3分だけだったり(笑)。アクションといっても、実際に叩いたりすることはありませんよね? でも、力の調節をしながらも、本当に叩いたり叩かれたように見える演技をしなければいけないのが、思ったよりも大変でした。相手の役者さんと息を合わせるのも、とても難しかったですね。また、まだアクション経験が少なく要領を得ていないので、1回の撮影が終わると、体中にアザができたりもしました。次の日にも撮影があるときは本当に疲れてしまって大変でした。あまりにも疲れるので、サンファタン(双和湯)をお茶を飲むように毎晩飲んで寝ていたのを覚えています。それから、湿布も手放せませんでしたね(笑)。
※双和湯(サンファタン):風邪をひいたときや体調不良の時、疲労回復のために韓国でよく飲まれるドリンク剤。

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――一番印象に残ったシーン、名シーンはありますか?
拘置所でのシーンですね。表向きは平然としていますが、本当は恐怖と緊張で押しつぶされそうなのを必至で我慢しているというのを表現しなければならず、とても難しかったです。また、他の受刑者たちに殴られるシーンは撮影に時間がかかり、体力的にも大変でした。今まではそれなりに体力がある方だと思っていましたが、もう少し運動をしておかなければ、と痛感しました。

――他の出演者のとはどのように過ごしましたか?
キム・ユミさん、チョン・ギョンホさん、コ・ナウンさん、イ・ジェユンさん・・・他の方とは一緒のシーンが少なかったので撮影でお会いすることは少なかったのですが、和気あいあいとして、とても楽しく過ごしていました。ただ、重いストーリーのドラマなので、お互いにあえて少し距離をとったりもしていたと思います。

――撮影の裏話を教えてください。
映像では、セットがとても綺麗に映っていますが、実際には結構汚れているんですよ(笑)。湿気が多く、カビている部分もあったりして。映像では、まるでふわふわの掛け布団をかけているように見えますが、カビの部分を隠しながら撮影をしたりしていました(笑)。


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イ・ジェユン(チ・ヒョンミン役)

――このドラマに出演しようと思ったきっかけは?
出演作を決めるとき、登場人物が魅力的であること、僕自身が楽しく演じられること、情熱をもって演じられる役であることを重視しています。「野王」というドラマの撮影が終わった頃、仲の良い監督から「とてもいい作品があるから、一度打ち合わせをしてみないか」との連絡をいただきました。打ち合わせもとても良い感じでしたし、台本にとても興味を引かれました。また、演じるキャラクターも魅力的だったので出演することを決めました。

――先ほど台本に興味を引かれたとおっしゃいましたが、読んでみた時の印象はいかがでしたか?
台本が一番重要だと考えていますが、台本を読みながらすんなりとその世界に入り込むことができました。毎回、次の台本が届くのが本当に楽しみでしたね。


――どのように役作りをされましたか?
特別に何かをするというよりは、とにかく台本を読み込んで、チ・ヒョンミンという人物に少しでも近づけるように努力しました。もし僕自身がチ・ヒョンミンのような立場に立ったらどのような気持ちになるかをとても大切にしました。

――印象的なシーン、名シーンはありますか?
いまでもたくさんのシーンが思い出されます。「ハートレスシティ ~無情都市~」は名シーンばかりですよね(笑)? その中でも、精神的にも苦しいシーンで記憶にも残っているのは、大切な人を失い、その墓を訪れるシーンです。墓の前で、彼女を守り切れなかったことを後悔しながらもプロポーズし、復讐を決心する。そしてその場所で、仇である"博士の息子"と出会う。このシーンに向けて気持ちを作っていくのはとても辛い作業でした。撮影をしながらも、失った恋人のことを思って嗚咽する演技はやはり辛いものでしたので、とても印象的なシーンです。

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――待ち時間や休憩時間はどのように過ごされましたか?
チョン・ギョンホさんをはじめとした先輩たちとはドラマの中ではお互いに殴ったり憎み合ったりしていますが、それ以外では、芝居についていろいろ話したり、たくさんアドバイスもいただきました。過密スケジュールでしたが、休憩時間には他の役者さんたちと過ごしたり、仮眠をとったり、台本を見直したりして時間を過ごしました。

――何か撮影の裏話やエピソードはありますか?
車で逃げるシヒョンとヒョンスを、僕が砂利道を走って追いかけるシーンがあります。とても暗くて足下も悪い中を監督に走れと言われたので、「転んでケガをしたらどうするんだ!」とちょっと監督を恨みました(笑)。でも、いざ撮影が始まると、そのことを全く意識せずに全力疾走することができました。それを見た監督やチョン・ギョンホさんが「こんなところをよくそんなに早く走れるな」とても驚いていたのを覚えています。



<OA情報>
番組名:「ハートレスシティ ~無情都市~」(全20話)
放送局:Dlfe(BS258)
放送日時:毎週金曜 深夜12時~
※2014年5月9日(金)放送開始!



<DVD発売情報>
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DVD-BOX1 6月4日発売
DVD-BOX2 7月2日発売
(全2BOX)
価格:BOX1 12,000円(本体)+税、BOX2 14,400円(本体)+税
発売元:コンテンツセブン/デジコア
販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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