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「キルミー・ヒールミー」で多重人格という難しい役どころを演じたチソン。それぞれのキャラクターの演じ分けや思い入れを語ったチソンの俳優魂が滲むコメントをご紹介!

「キルミー・ヒールミー」4月2日リリース!
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■超攻撃的な男セギ
主人格であるドヒョンと差別化するためでもありますが、この世の人間ではない印象を与えたかったので硬く低音で話すようにしました。回を重ねるうちに話し方が変わったと思われるかもしれませんが、そうではないんです。話をする相手によって話し方を変えたからなんです。例えば、対リジン(ファン・ジョンウム扮)の場合には、セギは怒ることができません。怒りを感じたとしても何とかして自分の中で消化しようとします。とはいえ、セギのちょっと幼稚なところではあるのですが、「怒らない」と言っても、言葉に出さないだけで、怒りの炎は燃えていて完全に表情に出てしまうんですよね(笑)。そんな幼稚な部分を、うまく見せられたらいいなと思っていました。そうですね、セギはある意味、一番素直なキャラクターだと思います。自分が言いたいことを言い、セギなりの世界観や人生観がはっきりしているので、演じるのはそんなに難しくありませんでした。本作を最後までご覧いただければ、彼の一つ一つのセリフすべてが悲しみに満ちたものだということが必ず分かってもらえる、と確信しています。

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■セギのファッションについて
セギの心には「リジンに良く思われたい」「リジンにかっこいいところを見せたい」「リジンに愛されたい」しかないんですよね。リジンに出会ってから髪の毛がだんだんと上がって、毛先もツンツンし始めます。そうしたことでリジンにいい印象を与え、自分を愛してくれるだろうと思うようになります。「俺がこんなにかっこよくなっているのに、お前は俺を愛さないわけはない」「なぜ俺を拒絶するんだ」「なぜドヒョンと比べるんだ」セギがいつも思っているそんな気持ちを、ヘアスタイルやメイクに反映させるようにしました。


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■自由奔放な女子高生ヨナ
強いて言えば、母親にわがままを言っていた子供の頃の僕ではないかと思います。でも演じる時には、それを女の子に変えなければなりません。セギもとても自由なキャラクターに見えると思いますが、本当の意味で自由なのはヨナだと思います。何にも捕らわれずに「らららら~♪」という感じであちこち走り回って、オッパ(お兄さん)に会うための自分だけの人生を本当に楽しんでいると思います。まぁ、彼女の場合、格好よければみんな"オッパ"なんですけどね(笑)。彼女は常にそういう心理で生きています。きっと誰かに止められても「なぜいけないの? 格好いい人が好きなんだもん、仕方ないでしょ」って言いそうですよね。心のままにオッパたちを追いかけるヨナを演じるときは、とにかく"自由"であることを意識しました。

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■自殺願望のある高校生ヨソプ
誰しも年頃になると「大人は分かってくれない」「周りのみんなは楽しそうなのに、自分はこんなにも苦しい」と思ったり、極端な場合だと「もう、死んでしまおうか」などと思い悩んだ時期があったのではないでしょうか。ヨソプは、そんな時を思い出しながら演じました。そんなヨソプにリジンが病院の屋上で語りかけるシーンがあります。ジョンウムさんにカメラが向いていて、僕は映っていなかったのですが、セリフを聞いてボロボロと泣いてしまったんです。でも、カメラが僕に向いた時は泣くのを我慢しました。涙だけでそのときのヨソプの感情を表現したくなかったんです。リジンの話を静かに聞いていたかったんです。そのヨソプの姿が、全ての視聴者の姿であってほしいと思っていました。人生とは、生きてみる価値のあるもので、そんなに苦しいことばかりじゃないと。人生を終わりにしたいと思うくらい辛いときには「あと1日だけ生きてみよう」「まぁ、明日死ねばいいか」そして次の日になったら「明日、死のう。今日、一日だけ生きてみよう」と。もしできるのであれば、ヨソプを通して、そうした勇気を伝えたいと思いました。僕もデビューしたての頃は屈辱的な言葉を度々言われ、何度も挫折を味わいました。でも、そこでやめなかったからこそ、いまこうしてここにいられるんですよね。


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■酒好きのおじさんフェリー・パク
彼のセリフに一つだけ、僕がアドリブを入れたところがあります。「たった1度きりの人生じゃないか」というセリフです。これはフェリー・パクを最初に演じた時から思っていたことで、フェリー・パクを通して、「生きる意味なんてそんなに複雑に考えなくてもいいんだ。たった一度きりの人生なんだから、深く考えずに楽しめ」とメッセージを込めました。あの"ザ・おじさん"という雰囲気の、愉快に方言を話す親しみやすい姿の彼が言うことによって、視聴者の皆さんに生きる勇気を与えることができるのではないかと思ったんです。そうした思いもあって、フェリー・パクには愛着がありますね。もちろん、全てのキャラクターにもそれぞれメッセージがありますから、やはり全てのキャラクターに愛着がありますね。



(C)2015 MBC

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